- fumiworks F.Suzuki
作品展その後…
作品展が終わって、何をしているかと言いいますと…
実は我が家には大学3年生の息子と、高校3年生=受験生✨の娘がおりまして、
まずは作品展後は娘の応援が最優先。
大学受験で親の出来ることなんてご飯を作って、おだてたりグチを聞いたりして、
あとは受験料を払うことくらいなわけですが、でもまずは娘最優先の生活です。
そして後回しにしてきた家のことを片付けて…あらあら思い切り生活感満々ですね💦
そしてそして勿論、通常のレッスンも始まりました。
嬉しいことに、作品展で生徒さん同士が他の生徒さんの作品を見て、大いに刺激を受けたようで、次に作りたいもの、やってみたい刺繍のリクエストが沢山!
そのデザインや試作に追われております。
そしてfumiworks embroideryでは毎年、9月から生徒さんがレッスンで作れるように、
クリスマスの新作を準備するので、私は真夏にクリスマス作品に頭を絞って見本を作ります。今はその真っ只中。さあ、今年はどんなものにしようかしら。
作品展にいらした方から沢山の質問をいただきましたが、多く頂いた質問の1つが、
Hedebo作品に使っている布や糸のこと。作品展で飾った私のHedebo作品はアブローダーで刺したものばかりでしたので、この糸はなんですか?という質問。
デンマークでは麻糸を使いますので、デンマークのスカルスでHedeboを習われた方、スカルスでHedeboを勉強された先生に習われている方にとっては麻糸が当たり前なのでしょう。違う風合いに、この糸はなんじゃ?と思われたのかな。
勿論麻糸は独特な風合いと雰囲気があって素敵です。本場で使っているものですし。
ただ、初めてHedeboをされる方、刺繍経験の浅い方には、糸の選び方にもよりますが、
キキキと硬かったり、切れやすかったり、扱いにくく、あらの目立ちやすい糸であることも確かです。というわけでfumiworks embroideryでは、艶がなく、よりの甘いアブローダーでお教えして、慣れてきたら、ご希望次第で麻糸を使って刺して頂いています。
例えばシュバルム刺繍もアブローダーだけでなく、シルクや花糸で刺すのも面白い。
本場で何を使用しているか知った上で、色々な糸で差し比べてみるのも楽しいものです。
新しい発見がありますよ!使用する糸は、時代にも大きく関係するものですし。
とは言ってもあまりに麻糸についての質問が多かったので、私も麻糸で刺したHedeboの見本を色々作っておこうかと思いたち、今2点制作中です。
近いうちにお見せしますね。
そして刺したいものはいろいろあって、生徒さんの作るものの試作、クリスマス作品、Hedebo、他に作りたかったものいくつか同時進行中…。
白糸は本当に一生かかっても作りたいものを作り尽くせませんし、勉強しても勉強しても自分の未熟さと至らなさを感じてキリがないですねー😣
その上集中力と体力は衰えるばかり…とほほ😭
ではまた👋
お花をありがとう💐
